どうも、みずきちです。
あなたはこたけ正義感さんというお笑い芸人をご存じですか?
テレビやYouTubeでご活躍されているのでご存じかもしれません。
特に有名なのがYouTubeの逆転裁判シリーズのゲーム実況動画です。
すっかりドはまりしてしまったのですが、あまりにもコンテンツマーケティングとして優れていると感じたので消化します。
最初に
こたけ正義感とは

ワタナベエンターテインメントに所属するお笑い芸人です。
現役弁護士であり、お笑い芸人と弁護士の二刀流で活動されています。
おかしな法律や弁護士活動を行う中でのエピソードを扱った芸風が特徴です。
コンテンツマーケティングとは
動画やブログ、漫画などのコンテンツで有益な情報を発信することで、顧客や見込み顧客に対して自社に興味を持ってもらうマーケティングのことです。いわゆるプル型と言われるマーケティング手法の一つであり、押し売りにならない形で自社のサービスや商品をアピールすることができます。
逆転裁判とは

株式会社CAPCOMより販売されている大人気アドベンチャーゲームシリーズです。弁護士の主人公が絶体絶命の被告人を守るため事件の調査と裁判を戦うのですが、崖っぷちからの大逆転やどんでん返し、衝撃的な展開が特徴です。僕も子どもの時から大好きで全シリーズ遊んでいます。本当に面白いのでもしやったことがなければぜひ遊んでみてください。
こたけ正義感の逆転裁判が面白いポイント
逆転裁判はゲームですから、現実の裁判とはルールや制度が異なります。法律や裁判を勉強したことがない僕にさえハチャメチャな点がたくさん見つかります。もちろんそれがゲームの魅力になっているわけですが、現役弁護士であるこたけ正義感さんはさらに細かいところにツッコミを入れてくれます。
例えば日本の裁判官は木槌(ガベルと言います)を持っていません。弁護士バッジは金メッキで純銀製ですが、追加で費用を支払えば純金製の弁護士バッジにすることができます。知っていましたか?
弁護士だからこそ知っている知識やツッコミを、お笑い芸人のトーク力で楽しむことができるのは、このコンテンツにしかできないことですよね。
どこがコンテンツマーケティングなのか
前述のとおりコンテンツマーケティングは、顧客に直接売り込みをかけるわけではありません。そのコンテンツによって興味を持ってもらうためには面白い、楽しいなどのプラスの感情を生み出す必要があります。
改めて、こたけ正義感さんは本物の弁護士であり、お笑い芸人です。
逆転裁判は現実の設定とは大きく異なりますが、法廷が舞台で証拠品をもとに理論立ててゲームが進行されていきます。
コンテンツマーケティングでは面白いことだけでなく、専門性、権威性が重要です。
専門性とは名の通り専門的な情報を手に入れることがあることですが、権威性とはその情報が事実だと信じるに値する地位や名声のことを言います。「何を言うかではなく誰が言うか」とよく言われますが、例えば風邪の引き始めに有効な食べ物を医師が紹介するのか僕が紹介するのかで印象は大きく変わりますよね。
こたけ正義感の逆転裁判は普通に生活をしていると知りえない知識やトリビアを現役弁護士が紹介していくれるのです。専門性も権威性も抜群だと言えるでしょう。楽しく観ているだけなのに知識が手に入ってしまいます。
僕はこのシリーズをきっかけにこたけ正義感さんのファンになりましたし、YouTubeチャンネルの他の動画も観るようになりました。不思議なもので法律や実際の裁判について調べてみるようにまでなりました。Nintendo Switchで発売されている逆転裁判を購入することも検討中です。
つまるところ、すっかりハマってしまったわけです。
これが企業のマーケティング施策であれば、僕は間違いなくその企業の商品を購入するでしょう。絵にかいたようなマーケティングの成功事例ですよね。
法律、裁判に関する情報を現役弁護士という専門家が、お笑い芸人ならではの面白いトークで発信してくれている。これは本当に素晴らしいコンテンツです。
まとめ
一本の動画時間が一時間を平気で超えるので、観始めるまでのハードルは低くないかもしれません。ただ、一度観始めたらあっという間に観終わってしまい、時間がまったく気になりません。さすが弁護士で頭が非常に良く、ゲームのプレイもサクサク進みます。落ち着いた話し方をされるので観ていて不快になるようなやかましさも全くありません。
誰にでもオススメできる、勉強になる動画シリーズですのでぜひ観てみてくださいね。
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